当社の親会社であるギブソン社、その米国子会社、及びギブソンヨーロッパが、米国時間5月1日に米国連邦倒産法第11章を申請致しました。
ギブソン社は、楽器事業及び業務用音響機器事業に集中し、再建をはかって行く計画ですが、その詳細については、今後の手続きを待つ必要がございます。
当社の事業に於けるギブソン社との関係はごく限定的であり、当社は、当社の全ての事業を変わりなく継続して参りますので、関係各位の変わらぬご支援を賜ります様、お願い申しあげます。
( 1 ) 販売・仕入取引等
( 2 ) 修理、保守サービス
( 3 ) 財務取引
( 4 ) 人員
当社は、通常通り営業致しておりますので、ご不明な点は当社の通常の窓口宛にお問い合わせくださいます様、お願い申し上げます。
以上
Questions | Answers | |
1 | ギブソンが倒産したというのは本当か?ギブソンはなくなってしまうのか? | 米国時間の5月1日に、日本の民事再生に相当する米国連邦倒産法第11章を申請したことを確認しています。 ギブソンはなくなってしまうということではなく、今後コア事業であるギターとプロオーディオに集中し、事業を継続するとのことです。 |
2 | ギブソンはコンシューマ・オーディオ事業をやめるということだが、ティアックの事業もやめるのか? | ギブソンは、ギブソン独自で行なっているフィリップスから買収したコンシューマ・オーディオ事業をやめるということであり、当社は独自に事業を行なっていますので、ギブソンの廃止対象事業とは別です。 |
3 | ギブソンの倒産に関して詳細は把握していないということだが、その後何か判ったのか? | 公開されている情報以上の詳細は把握していませんが、概ね報道されているとおりと認識しています。報道されているとおり、375百万ドルの社債の償還の目処が立たなかったとお聞きしています。 |
4 | ギブソンの倒産の理由は? | 報道されているとおり、375百万ドルの社債の償還の目処が立たなかったとお聞きしています。 |
5 | 負債総額は? | 101~500百万ドルと申請されていますが、正確な金額は不明です。 |
6 | ギブソンはティアックのどのくらいの株を持っているのか? | 議決権保有割合で54.64%です。 |
7 | ギブソンはティアックの株を売るのか? | 今後、ギブソンが当社株を売却する可能性は想定されますが、現時点で当社が把握している情報はありません。 |
8 | ティアックにはギブソンからの取締役が6名いるが、その人達はどうなるのか? | 現時点ではまだわかりません。 |
9 | ティアックがギブソンに対して持っている債権は?回収できるのか? | 当社国内子会社にて、ギターの倉庫業務、着荷検査、ITサービス等をギブソン・ジャパン社に対して行なっていますがその債権も僅少であります。 ギブソン・ジャパンは通常どおり営業を継続するとのことですので、当社への影響はないと認識しています。 |
10 | ギブソンへの売上、仕入はどのくらいあるのか?ティアックの事業への影響は? | 製品の販売、仕入取引はありません。当社国内子会社にて、ギターの倉庫業務、着荷検査、ITサービス等をギブソン・ジャパン社に対して行なっていますが金額的には僅少であり、ギブソン・ジャパンは通常どおり営業を継続するとのことですので、当社への影響は僅少であると認識しています。 |
11 | ギブソンからの借入金、ギブソンへの貸付金、債務保証等はないのか? | ギブソンと当社間に借入、貸付、債務保証等の財務的な取引はありません。 |